咲きほこる二十歳の姿を映し出す振袖に

振袖は未婚女性にとっての第一礼装。人生の新たなステージに立つ成人式という場で振袖を身にまとうことは、それにふさわしい品と格を兼ね備えた女性であることを表します。
お嬢様の厄をはらい、より多くの幸が訪れるようにと、ご家族の願いを込めた一枚。
ご家族にとっても、お嬢様にとっても、振袖選びが一生の思い出になります。

振袖選びのポイント

その①
じっくりと下見&試着を

振袖には、小物がいくつも必要だったり、色柄が華やかだったりと、洋服選びとは違うポイントがたくさんあります。まずは何枚も見て、目を慣らしましょう。
古典柄、モダン柄、レトロ柄などの中で、どんなテイストにしたいか。自分の着たい振袖のイメージがふくらんでくるはずです。気になるものはどんどん試着してみましょう。お母様、おばあ様など、身近な人にも見ていただくとよいでしょう。

その②
体型に合っているか?

振袖は形が決まっていて、身体を覆う面積が広いので、体型に合わせて色柄を選ぶことが大切です。
例えば、長身の方は、落ち着いた色でインパクトのある柄、小柄な方は、優しい色合いの小さめの柄、ぽっちゃりの方は、シックな色で、斜めや縦に柄が流れるもの、などなど。
また、着付け方法、小物使いによっても、体型を生かしたり、気になるところをカバーできるのでお店の人に相談してみましょう。

その③
自分に似合う色か?

瞳の色・肌の色・髪の色、その人が持つ個性によって、似合う色はそれぞれ違います。
顔映りのよい振袖を選ぶために、ご自分に合った色(パーソナルカラー)を知っておくことをおすすめします。

また、照明や壁の色、外光が入るかどうかで、振袖の色味は大きく違って見えるので、お店の中の様子も要チェックです。

振袖に合わせる小物

●帯
最近の振袖に合わせる帯のほとんどは、袋帯(表側のみに模様があり、裏側は無地)という種類です。どんな帯をコーディネートするかで、振袖姿の印象は大きく変わります。
結び方は、文庫結び、立て矢結び、二重太鼓結びが基本。さらにアレンジ次第で、いろいろな後ろ姿を演出することができます。

●帯〆(おびじめ)
帯結びを固定するための紐です。身体の中心で結ぶため、振袖に使う帯締めは、飾り結びにしたり、パールやストーンなどをあしらったりと、帯を華やかに彩ります。

●帯揚げ
帯結びを支える帯枕をカバーし、帯周りを整える布です。帯揚げにどんな色を合わせるかで、全体の印象が引き締まったり、華やかになったりする、重要なアイテムです。着物姿としては見える面積が狭いのですが、振袖の場合は、あえて幅広く、ボリュームを持たせて着付けることが多いです。

●半襟
振袖の下に着る、和装用の下着の長襦袢につける襟で、本来は振袖が汚れるのを防ぐためのものです。顔に一番近い部分なので、半襟の色は顔映りをよくする大きなポイントとなります。
振袖では、レースやストーン、刺繍などがあしらわれたもので、顔映りがより明るくなるものがおすすめです。

●重ね襟
振袖と半襟の間に挟む襟のことで、伊達襟とも呼ばれます。使用することで、着物を何枚も重ねているようなゴージャスな印象になります。半襟と同じく、どんな色を合わせるかが大切。振袖の柄に使われている色を選ぶと間違いありません。

●草履・バッグ
革、エナメル、帯地など、いろいろな素材のものがあります。汚れや雨に強いのはエナメル、より上品に見えるのは帯地のものです。
草履とバッグがセットのものを選ぶと、全体のバランスが整います。草履は、鼻緒の幅が太めで、草履台が幅広のものを選ぶと疲れにくいでしょう。必ず事前に何度か履いて、足を鼻緒に慣らしておきましょう。

タナヲ屋 オリジナル小物

●Flower Art Frame 髪飾り
パーソナルカラーアナリストがプロデュースする、インテリアにもなる髪飾り。「似合う」カラーのフラワーアレンジ(造花)をヘアアクセサリーとして着用できるだけではなく、フレームに入れてお部屋に飾ることもできます。パーソナルカラーを身近に置いて、もっと暮らしを楽しみませんか?

  • マゼンダローズのガーベラ Flower Art Frame 髪飾り
  • マグノリアの花園 Flower Art Frame 髪飾り
  • ブルーフラワードリーム Flower Art Frame 髪飾り

「Flowe Art Frame 髪飾り」をタナヲ屋ネッショップからご購入いただけます

●KIMONOベビーパールピアス
着物姿の耳元にさりげなく合う直径3mmの「ベビーパール」ピアスは、アコヤ貝から採れる高品質な本物の真珠です。小さい粒ですが上品なテリが美しく、成人式の振袖にもマッチ。洋服にももちろんおしゃれに合わせていただけます。
14KWGパールピアス(3mm珠) 8,000円+税

成人式までに、何をどうする?
どんなことに気をつける?

① 購入? レンタル? それともママ振袖?

まずは、振袖を購入するか、レンタルするか、お母様やご姉妹の振袖(ママ振袖)を着るかを決めましょう。
「友だちの結婚式や同窓会などにも着たい」
「なるべくお金をかけたくない」
また、「こんな振袖が着たい」というこだわりがあるなど、振袖にかける思いはお嬢様によって、またご家庭によっても違うことでしょう。
後悔しない振袖選びにするために、それぞれのメリット・デメリットを確認して、早めに準備をスタートすることをおすすめします。

② ヘアメイク、ネイルは?

振袖が決まったら、それに合わせたヘアメイクを考えておきましょう。
ヘアスタイルはどうするのか、ヘアアクセサリーはどんなものを使うのか。和装のヘアメイクは、洋服の場合とは少し違います。振袖に負けないように、華やかに仕上げましょう。
お店での購入やレンタルの場合は、ヘアメイクがセットになる場合も多いので、確認を。
せっかくの晴れの日です。振袖とコーディネートして、ヘアカラー、ネイルなどにもチャレンジしてみたいですね。

③ 写真撮影はどうする?

成人式当日は、時間的にも気持ちの上でも余裕がなくなることが多いため、事前に写真撮影をしておく「前撮り」をおすすめします。
前もって振袖を着ておくことで、着付けやヘアメイクのリハーサルになるだけでなく、振袖特有の立ち居振る舞いを予習することもできます。
成人式当日とは違った雰囲気のヘアメイク、帯結びにすると、一枚の振袖でバリエーション豊かに楽しめますね。
できれば、ご家族揃った写真もお撮りください。お嬢様にとっても、ご家族にとっても、一生の思い出となります。

④ 新成人として

成人式当日は、たくさんのお友だちに囲まれ、お祭りムードで、あっという間に時間が過ぎてしまうかもしれません。二十歳という人生の節目を迎えたことを再認識し、心を落ち着けて、自分と向き合う時間を持つようにしましょう。
ご家族や周囲の人たちへ感謝をし、これからの歩み方を真摯に考えることが、新成人としての第一歩になるはずです。